
宮島は太古より「神の宿る島」として崇められてまいりました。
厳島神社は推古元年(593年)、現在の場所に創建され、 弥山は大同元年(806年)、弘法大師空海が開山したと伝えられております。
そののちも、平清盛、毛利元就、豊臣秀吉など史実に残る多くの人々が厳島神社を崇敬し、庇護したことにより、 宮島信仰は世に浸透し、厳島神社を始め周囲の社寺は篤く守られてまいりました。
周囲が開発され変貌していくなかにあっても、
宮島は「神の島」として昔のまま手付かずの自然が残されましたので
弥山には原始的な植物を自然の状態で見ることができる原始林が残されております。
その類いまれな宮島の価値が広く海外にも知れることとなり、平成8年(1996年)厳島神社は世界文化遺産に登録されました。 登録された区域は社殿を中心とする厳島神社と前面の海、および背後にそびえる弥山原始林を含む森林です。
朱色の大鳥居と社殿郡、弥山の深緑、紺碧の瀬戸内海― その世界でも例をみない景観は、思わず息を呑む美しさです。
平安の建築美と自然の景観美が融合した、まるで絵巻のような宮島の景観を ぜひご覧いただきたく思います。
どうぞ宮島へ足をお運びください。